SEZ & Industrial Parks

経済特区・工業団地

ラオス・チャンパサック県PAKSE地区には、14KM・17KM・19KMの3つの日系企業向け工業団地があります。立地条件や入居企業数、将来的な拡張性などの特徴を詳しくご紹介します。

PAKSE地区はタイ・ベトナム・カンボジアへアクセスしやすい地理的優位性を持ち、ラオス南部における製造業・物流拠点として注目されています。また、経済特区制度による各種優遇措置や豊富な労働力、比較的安定した事業環境も大きな魅力です。

一方で、土地価格や賃料、インフラ状況、行政対応、将来的な拡張性などは地区ごとに異なるため、進出を検討される際には十分な情報収集と現地調査を行い、自社の事業計画に最も適したエリアを選定することが重要です。

Location Map

特区・工業団地マップ

14KM
17KM
19KM
地図を表示するにはGoogle Maps APIキーが必要です
カスタマイザー → 経済特区ページ → 地図埋め込みコード に設定してください
3
日系工業団地数
10社+
進出日系企業数
2〜10年
法人税免除期間
Industrial Park 01

14KM経済特区

PAKSE市内に最も近く、利便性に優れた経済特区

14KM経済特区は、PAKSE地区の日系企業向け工業団地の中でも、PAKSE市内から最も近い場所に位置する経済特区です。市内へのアクセスの良さから、従業員の通勤や企業活動において高い利便性を備えています。

現在は日系企業であるダイワハーネスが長年にわたり事業を展開しており、安定した操業実績を持つエリアとして知られています。長期間にわたり日系企業が活動を継続していることは、この地域の事業環境や立地条件の良さを示す一つの実績といえます。

主要道路沿いに位置しているため、物流面での利便性も高く、原材料の搬入や製品出荷などの輸送面においても優位性があります。現在も十分な開発用地が確保されており、企業の事業規模や将来計画に応じて柔軟な土地利用が可能です。

特に従業員の確保や通勤環境を重視する企業にとっては、大きな魅力を持つエリアといえるでしょう。

14KM Economic Zone

14KM経済特区
PAKSE市内最近接

市内からの距離
約14km(最近接)
代表企業
ダイワハーネス
開発用地
確保可能
物流利便性
主要道路沿い
こんな企業におすすめ

アクセスの良さ・人材確保・物流利便性を重視する企業

Industrial Park 02

17KM経済特区

PAKSE地区で最も実績を兼ね備えた日系企業集積エリア

17KM経済特区は、PAKSE地区において日系企業が最初に進出・開発を行った歴史ある経済特区です。長年にわたり日系企業の事業活動を支えてきた実績があり、現在も発展を続けている注目のエリアです。

現在は、全日本武道具、レオンカ、安藤着物、タカネ、越智をはじめとする複数の日系企業が進出しており、日系企業同士のネットワークも形成されています。進出後の情報交換や企業間連携が行いやすく、新規進出企業にとっても安心できる環境が整っています。

経済特区としての優遇制度を活用できるだけでなく、土地確保のしやすさ、レイアウト設計の自由度、将来的な拡張性など、製造業を中心とした企業活動に必要な条件をバランス良く備えています。土地価格や進出コストについても比較的優位性があり、初期投資を抑えながら将来の事業拡大を見据えた計画を立てることが可能です。

私たちとしても、PAKSE地区への進出を検討される企業様には、まず17KM経済特区をご覧いただくことをおすすめしております。

進出をご検討の際は、「資料」だけで判断するのではなく、実際に現地へ足を運び、現在進出している日系企業へ直接話を聞くことをおすすめします。

17KM Economic Zone ★ Recommended

17KM経済特区
日系企業集積エリア

市内からの距離
約17km
歴史
最初の日系進出エリア
将来拡張性
広大な開発用地
コスト優位性
比較的優位
主な進出企業
全日本武道具 レオンカ 安藤着物 タカネ 越智
こんな企業におすすめ

実績・コスト・将来性・日系ネットワークをバランス良く求める企業

Industrial Park 03

19KM工業団地(PAKSE JAPAN Industrial Park)

19KM工業団地

PAKSE JAPANの支援体制について、進出前に十分確認されることをおすすめします。

私は2017年から約10年間、この工業団地で製造業を運営してきました。

その中で感じたことは、工業団地の立地や設備だけでなく、進出後にどのような支援を受けられるのかを事前に確認することの重要性です。

ラオス政府およびチャンパサック県政府は、投資促進や企業活動に対して協力的であり、多くの企業がその支援を受けながら事業を行っています。

また、ラオス南部はタイとの国境にも近く、今後さらなる発展が期待される地域でもあります。

19KM工業団地は、計画的に整備された工業団地であり、レンタル工場も用意されているため、比較的短期間で事業を開始できる環境があります。

一方で、進出を検討する企業は、工業団地の設備や賃料だけでなく、実際の運営面についても十分に確認することをおすすめします。

特に、
・会社設立手続き
・投資許可および事業ライセンス
・税務登録
・輸出入手続き
・労働許可およびビザ
・行政機関との調整
・インフラに関する相談
・操業後の各種サポート体制

などについては、事前に支援内容を確認しておくことが重要です。企業によって事業内容や必要となるサポートは異なります。

そのため、「ワンストップサービス」という言葉だけではなく、自社に必要な支援が実際にどの範囲まで受けられるのかを具体的に確認することが大切です。

また、入居後は企業自身が行政機関や関係部署と直接やり取りを行う場面もありますが、Pakse Japanとの資本提携がない場合、これらの支援サービスは有償となるケースがあると説明を受けています。そのため、「ワンストップサービス」という表現については、具体的にどの範囲まで無償で対応され、どの部分が有償となるのかを事前に確認し、内容を十分に理解しておくことが重要です。

進出前には、どの手続きを自社で行う必要があるのか、どの部分について支援を受けられるのかを整理しておくことで、よりスムーズな事業運営につながります。

さらに、人材確保や通勤環境についても十分な検討が必要です。

特に製造業では、
・従業員の採用環境
・送迎体制
・寮の整備
・周辺企業の賃金水準
・人材確保の継続性

なども重要な判断材料になります。

また、レンタル工場を利用する場合は、
・契約内容
・改装条件
・設備増設時の条件
・退去時の原状回復範囲
・検査基準
・費用負担の範囲

について、事前に確認しておくことをおすすめします。

私自身、約10年間にわたりこの地域で事業を行ってきましたが、ラオス南部には大きな可能性があると感じています。

だからこそ、進出を検討される企業には、パンフレットや説明資料だけでなく、実際に現地を訪問し、既存企業の話を聞き、とくに経済特区である14KMと17KMの古くからある企業に話を求めることをお勧めします。自社にとって最適な環境であるかを十分に調査したうえで判断していただきたいと思います。

投資判断において最も重要なのは、工業団地の名称や説明ではなく、自社の事業計画に必要な条件が整っているかどうかを確認することです。

十分な事前調査と確認を行うことで、ラオス南部での事業展開をより円滑に進めることができると考えています。

また、進出を検討する際には、賃貸料金の推移についても十分に確認することをおすすめします。

私が入居した2017年当時と比較すると、現在の賃貸料金は大きく上昇しています。

さらに、為替変動の影響も考慮すると、日本企業にとっての実質的な負担はさらに大きくなっていると感じます。

そのため、現在提示されている賃料だけで判断するのではなく、
・過去の賃料推移(2016年創業時から現在まで)
・今後の賃料改定方針
・管理費の推移
・契約更新時の条件
・各種手数料
・退去時に発生する可能性のある費用
・更新手数料・契約更新時の手数料および保証金条件

契約更新時には更新手数料が発生します。また、賃料が改定された場合には、その新しい賃料を基準として保証金(敷金)の追加納入が必要となります。

また、工場運営に必要なコストは賃料だけではありません。

電気料金、水道料金、通信費、警備費、送迎費、寮の維持費などを含めた総コストで比較しなければ、実際の運営費用を正確に把握することはできません。

特に長期的な事業計画を立てる場合は、5年後、10年後を見据えたコストシミュレーションを行い、賃料上昇や各種費用の増加にも対応できる事業計画を作成することをおすすめします。

私自身の経験では、進出時に想定していたコストと、実際に長期間運営した後のコストには大きな差がありました。

そのため、進出前には現在の条件だけでなく、退去時に私も苦労しましたので原状回復や、将来的なコスト変動も含めて十分に検討することが重要だと考えています。

19KM Industrial Park

19KM工業団地
PAKSE JAPAN Industrial Park

市内からの距離
約19km
レンタルブース
あり
現在の操業企業
3社(日系)
運営
現地運営会社
現在の操業企業
Christy Lao(桑山グループ) TSUGE LAO(柘製作所)
こんな企業に向いている

レンタルブースで小規模スタートしたい企業・広大な敷地が必要な業種

Comparison

3工業団地の比較

比較項目 14KM経済特区 17KM経済特区 19KM工業団地
市内への近さ ◎ 最近接 ○ 良好 △ やや遠い
人材確保 ◎ しやすい ○ 良好 △ 要事前確認
日系ネットワーク ○ あり ◎ 充実 △ 限定的
将来拡張性 ○ 可能 ◎ 広大 △ 要事前確認
レンタルブース △ 要事前確認 ○ あり
総合評価 利便性重視型 ★ バランス最優秀 スタートアップ向け
Access

交通アクセス

✈️
① 首都ビエンチャンから

ラオスの首都ビエンチャンからPAKSE国際空港までは、国内線で約1時間です。首都とのアクセスも良好で、出張・視察にも便利です。

🚌
② バンコクから

バンコクからタイ国内線でウボンラチャタニ空港へ移動し、その後陸路でラオスへ入国。ウボンラチャタニ空港から国境を経由してPAKSE市内までは約2時間半〜3時間程度。多くのPAKSE進出日系企業が利用している一般的な移動ルートで、タイ国内線の便数も多くバンコクとのアクセスに優れています。

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